Hallo! 今日は2歳の娘とのドイツ電車旅行で重宝している、ICEのファミリーコンパートメントについてご紹介します。だいたい遠出するときは使っていて、週末に旅行するときとか、使ってます。子連れでの長距離移動って色々と大変なんだけど、このファミリーコンパートメントを知ってからは子連れ旅行がぐっと楽になりました!
ICEってどんな電車?初めての方へ
ICE(インターシティ・エクスプレス)は、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn; DB)が運営する高速鉄道です。フランクフルトからミュンヘンまでは約4時間、フランクフルトからハンブルクまで約4時間ちょっとで結ぶなど、ドイツ国内の主要都市間を快適に移動できます。またブリュッセル、アムステルダム、パリなど、ドイツ以外のヨーロッパの都市にも行けたります。パリやブリュッセルは実際にICEで行っているので、よければ覗いてみてください!
私が特に気に入っているところは、車内が広々としていて、Wi-Fiが完備されているところ。さらに、食堂車では温かい食事も提供されていて、長距離移動でも快適に過ごせます。
ファミリーコンパートメントって何がいいの?
子連れ家族のための特別な空間
ファミリーコンパートメントは、その名の通り家族連れのために特別にデザインされた座席エリアです。私たち家族が特に気に入っているポイントを詳しくご紹介します:
まず、広さが魅力的です。通常の座席よりもかなり広いスペースが確保されていて、2歳の娘が座席の周りを歩き回れるほど。広いテーブルもあるのでおもちゃを広げて遊ばせることもできます。
ベビーカーを置くスペースも確保されているので、到着するまでたたむ必要がありません。これ、すごく助かります。長距離移動の際、使わない荷物とかをベビーカーに入れたままにできるんです。
さらに、おむつ替え台付きのトイレが近くにあるのも、子育て世代には嬉しいポイント。急なおむつ替えにも慌てず対応できます。
予約方法を詳しく解説
ファミリーコンパートメントの予約は、DBアプリから簡単にできます。具体的な手順はこちら:
- DBアプリを開いて目的地と日時を入力
- 座席予約のオプションで「Familien-Bereich」を選択
- 座席図から「Familienbereich」と表示されている席を選ぶ
予約時の注意点として、ファミリーコンパートメントは人気が高いので、できるだけ早めの予約をおすすめします。1車両に1〜2部屋しかないので直前だと空いていないことも。
私たちは通常、遅くても1週間前、余裕があれば3週間前とかには予約を入れるようにしています。
運賃は通常の座席予約と変わりませんが、座席の予約自体は運賃とは別料金(3人で9.90ユーロ)が必要です。特に週末や休暇シーズンは早めに埋まってしまうので要注意です。
実際の利用時の注意点
ここで一つ注意点!ファミリーコンパートメントは完全なプライベート空間にはならないことも。1個室で4〜6席くらいあるので、予約状況によっては他の家族と相席になることもあります。私たちも何回も経験しています。でも、実際の利用経験からすると、お互い子連れなので理解があり、むしろ子ども同士で仲良く遊べることも。まあプライベート空間がいいけども。
知って得する!ICEでの子ども向けサービス
無料でもらえる電車のおもちゃ
これは娘のお気に入りなのですが、ICEには子ども向けの素敵なサービスがあります。それが「Kinderfahrkarten(子ども用乗車券)」です。
入手方法は簡単:
- 駅の窓口かDBスタッフに子ども用乗車券をお願いする
Can I get a kinderfahrkarten? I would like to have a toy for my kid.とか言っておけばくれます。 - 食堂車でその券を提示すると、かわいい電車のおもちゃがもらえます。ただし子どもを同伴させる必要あり。
このおもちゃ、けっこういい品質で実際に食堂車でも購入できます。ちなみに買うと4.9ユーロ。
うちの娘は前回もらったICEの模型を今でも大切にしています。
まとめ:子連れ旅行を快適に
ファミリーコンパートメントは、子連れでのICE利用を格段に快適にしてくれる素晴らしいサービスです。早めの予約さえ忘れなければ、長距離移動も子どもと一緒に楽しい思い出になるはず。
実際に利用してみて、ドイツの子育て支援の充実ぶりを実感しました。ぜひ皆さんも、次の家族旅行では利用してみてください。子どもたちの笑顔が増えること間違いなしですよ。
最後に、予約のコツをもう一度:
- 1ヶ月前からの予約がおすすめ
- DBアプリでの予約が便利
- 休暇シーズンは特に早めの予約を
それでは、楽しい家族旅行を!