子連れベルギー旅行2日目 – フランダースの犬の舞台、アントワープへ

旅行

1日目はこちら

アントワープへ:まずはアントワープ中央駅

ベルギー旅行の2日目はアントワープへ行くことに。
アントワープへは、ブリュッセル中央駅から電車で1時間ほど。
アントラーズ中央駅は、駅舎が美しいことで有名らしく、実際に駅に着いて駅舎の写真を取る人が多くいました。私も天井のステンドグラスと豪華な装飾に、思わず見とれてしまいました。

アントワープ聖母大聖堂でネロになる

駅舎をあとにし、メトロで聖母大聖堂最寄りの駅へ
歩いて5分くらいで大聖堂に着きました。
なんか大聖堂の前には安っぽいネロとパトラッシュの像なんかもあったりした。

大聖堂の入場料は大人ひとり12ユーロ。日本円だとだいたい2000円なのでまあまあ高い。
ドイツだと大聖堂は基本的に入場無料なので、軽くカルチャーショックを受けつつ、支払いをし中へ。

中はいたって普通の教会。奥に進んでいくと左右にルーベンスの祭壇画。
この絵は「フランダースの犬」の最終話に出てくるので日本人にはおなじみ?のようで、多くの日本人観光客がいました。事前に最終話を予習していたんだけど、アニメのまんまでちょっと感動。


これがネロが見たかったルーベンスの絵かー。と15分くらい絵の前にいた気がする。

1時間ほど滞在して、お昼になったのでなにか食べることろがないか探すことに。
何人か日本人の方にも声をかけられた。小さい子どもがいるとよく声をかけられる。

ベルギーグルメ:フリッツとかいう普通のフライドポテト

ベルギーと言えば、やっぱりグルメも外せません!ということらしいので、この日のお昼はベルギー名物のひとつでもあるフリッツを食べることに決定。

色々調べてみると、実はフライドポテト(フレンチフライ、ポメス、フリッツなど言い方たくさん)の発祥の地はベルギーらしい。
18世紀末、マース川というところでポテトを揚げて食べていた漁師たちが始まりだとか。

行ったところはアントワープ大聖堂の近くにあるFritkot Maxという店。
2階建てで、1階は注文カウンター、2階にイートインスペース。イートインスペースにはトイレあるけど利用者でも1ユーロかかるみたい。コイン入れるとドアのロックが解除される仕組みっぽかった。

ポテトはMedium (3.9ユーロ)を購入。Small (3.5ユーロ)、Large (4.3ユーロ)もあった。
ちなみにMediumでもひとりで食べ切れるくらいの量でした。
ポテトの味はいたって普通。想像通り。ポテト用のちょっと酸味の効いたマヨとよく合うので、これがあれば無限に食べられる。胃もたれするけど。

このあとも結構いろいろなところでフリッツを食べるけど、ポテト自体はどこもそこまで変わらないと思う。各店、ソースを工夫しいる感じがすごい伝わってきたけど。

そんなこんなで他のアントワープの観光スポットも巡ることに。

アントワープの観光スポット?市庁舎とブラボーの噴水

聖母大聖堂から徒歩2分くらいのところにマルクト広場という広場がある。
そこの中央にあるブラボーの噴水と、その奥にあるアントワープ市庁舎がどうやら観光スポットのようなので見てきた。

結論、普通。噴水は18世紀に建てられたようで、アントワープという地名の由来になったとか。
像はシルヴィス・ブラボーというらしく、巨人アンティゴーンを倒した伝説の勇者で、アントワープのヒーロだそうです。
ちなみにGeminiに聞いてみたら、下記のような回答をもらいました。

伝説によると、巨人のドルオンという悪い存在が、スヘルデ川を通る船から通行料を取り、支払いを拒否した船乗りの手を切り落として川に投げ捨てていました。しかし、ローマの兵士シルヴィウス・ブラボーが巨人と戦い、巨人の手を切り落として川に投げ入れ、街を解放したとされています。

この「手を投げ入れる」という行為がオランダ語で「ハント・ウェルペン(hand werpen)」となり、これが「アントワープ(Antwerpen)」という地名の語源となったと言われています。

この噴水は1887年に建てられ、ブラボーが巨人の手を投げ入れる瞬間を表現しています。高さは約3メートルで、ブロンズ製の像の台座には水を噴き出す装置が付いており、広場の中心的なモニュメントとなっています。

マルクト広場の中心にあり、市庁舎の前に位置していることから、アントワープを象徴する観光スポットの一つとなっています。また、この像は「正義の勝利」や「弱者の保護」という普遍的なテーマも表現しており、アントワープの歴史的アイデンティティを示す重要な文化遺産となっています。

人もまばらで観光スポットかどうか怪しかったけど、歴史的背景を知るとなんでもおもしろいと思う。

ブリュッセルへ

アントワープ、がっつり回らないライトな旅行なら半日ほどでも十分楽しめます。
ブリュッセルに滞在して、アントワープへふらっと行くという人も多いみたいなので、そんな感じで言ってみてください。

夕方くらいにブリュッセルに戻って、1日目に行けていなかった小便小僧と小便少女を見に行くことに。
ブリュッセル中央駅から小便少女、小便小僧へは歩いていけます。
私たちはブリュッセル中央駅〜ギャルリ・サンテュベール〜小便小僧〜グランプラス〜小便小僧という順に回れるように歩きました。

小便少女は結構道が分かりにくいです。しかも狭まった路地の奥にあるのでgoogle map片手に結構頑張りました。ちなみにサイエンティフィックな衣装を召していらっしゃいました。
感想は、うん。微妙ですね。これを見にわざわざブリュッセルに来る価値はないかな。このあとの小便小僧もほとんど同じ感想。さすが世界三大がっかりスポット。

小便小僧は小便少女よりも人気のようで、人だかりができているのでなんとなくわかります。
こと人もサイエンティフィックな雰囲気を醸し出していました。ブリュッセルサイエンスフェスティバルみたいなのが開催されてたらしい。

小便小僧からグランプラスに戻る途中にワッフルの人気店、メゾン・ダンドワ(Maison Dandoy)があったけど、行列がすごいのと寒いので断念。ベルギー、風強いのね。

夕飯は、なぜかアジアの気分だったのでベトナムレストランでチャーハンとパッタイと春巻きを食べました。

2日目、終了!3日目へ続く。

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